ニュージーランド中央銀行は、水曜日に金利を大幅に50ベーシスポイント引き下げて市場を驚かせ、マイナス金利導入が必要になる可能性もあると示唆した。これにより通貨は3年半ぶりの安値をつけた。

英国のGDPは、第1四半期好調の後、7年ぶりに縮小。第2四半期の成長率は、第1四半期の0.5％拡大と比較して、0.2％後退した。製造業部門は、7月に0.2％の縮小で後退に影響。この結果はブレグジットが経済に及ぼす影響の最初の兆しかもしれない。センティックス（Sentix）投資家信頼感指数によると、指標が5年間で最低レベルに低下した為、ドイツの投資家の間では更なる悲観論が強調された。1か月の間にインデックスは7.9ポイント後退。

米国の非製造業の7月の生産高は新規受注が減少した為、縮小した。同時に、2つの大経済国の貿易紛争が続いている為、7月の生産者物価指数は0.1％縮小。

今週のヘッドラインイベントは、ニュージーランドの予想を上回る50ベーシスポイント利下げであった。ニュージーランドドルは深刻なリスクを反映した利下げにより大きな圧力を受けた。同様の利下げは9.11などの主要なイベントでのみ行われている。中国のインフレ率は7月に2.8％上昇し、中国人民銀行が行動を起こす誘因になる可能性。